筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院
人文社会科学研究群人文学学位プログラム

Subprogram in Literature

Staff

Mayako Kishiro

Chinese Literature, Literature of Six Dynasties

研究内容・研究課題

六朝文学を研究しています。『三国志』・『後漢書』・『世説新語』・『宋書』・『文心雕龍』・『詩品』・『弘明集』・『文選』・『玉台新詠』や、その注における作品への言及・引用を分析し、同じ作品の意味するところや作者像が大きく変わり得ることの論証につとめ、また、引用者の求めているものが何であったのかを探っています。

研究室紹介

中国文学研究室では、文献資料を使った研究を進めます。各自が対象とする文献資料に、在学中はどっぷりと漬かってください。中国文学研究室の学生は、後漢~曹魏の曹植、曹魏~西晋の阮籍、東晋~劉宋の陶淵明、元~明の楊維楨など時代の狭間に生きた詩人たちや、東晋の干宝、劉宋の鮑照、唐の司空曙・李賀、北宋の蘇軾・清の王漁洋など文学史に欠かせない才子たちの作品を軸とする文献資料と格闘し、それぞれに個性的な卒業論文・修士論文・博士論文を書きあげたり、書き上げることを目指したりしています。

メッセージ

その昔、学系時代は、大学教員を目指すことが多くの院生の希望でした。専攻時代には、高校教員や企業への就職を目指す院生が増えました。文学サブプログラム時代となり、目指す先はさらに広がるはずです。中国文学研究室では、時代が変わっても文献資料に真摯に向き合うことができる学生を募集します。若い方はもちろん、文献資料に対する嘗ての憧れが抑えきれなくなった方も歓迎いたします。

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